日本人選手所属クラブが“3つ”も 欧州五大リーグ以外の強豪クラブ7選

FCポルトの中島翔哉 photo/Getty Images

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英メディアがピックアップした世界の名門クラブ

欧州五大リーグは常に注目を集めるが、それ以外にも興味深いチームは数多く存在する。今回英『HITC』は「欧州五大リーグ以外のベストチーム7選」なる特集を組んでいるのだが、注目すべきは日本人選手が所属するチームが3つも入っていることだ。

1つは、日本代表DF長友佑都が所属するトルコのガラタサライ。とにかく熱いサポーターが多いことで有名なクラブで、その応援の迫力は世界トップクラスを誇る。しかも今季のガラタサライにはビッグネームが揃っている。

同メディアは長友の名前も挙げているが、他にはコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ、フランス代表の一員としてロシアワールドカップ制覇に貢献したMFスティーブン・エンゾンジ、オランダ代表FWライアン・バベル、モロッコ代表MFユネス・ベルハンダなど、各国の実力者が顔を揃える。
チャンピオンズリーグではレアル・マドリード、パリ・サンジェルマンと同居する厳しいグループに入っているが、彼らにも恐怖を与えられるチームと評価されているのだ。長友が目指すは決勝トーナメント進出で、今季のガラタサライは注目する価値がある。

続いては日本代表MF堂安律が移籍したオランダの名門・PSVだ。今回の企画では同じオランダからアヤックスも選出されているが、PSVも長年オランダサッカー界を引っ張ってきた超名門だ。ガラタサライとは対照的に若い選手が多く、ステップアップを狙う21歳の堂安もその1人。今は20歳のFWドニエル・マレンが世界的な注目を集めているが、ヤングスター発掘の点においてアヤックスとPSVは常に注目を集める存在だ。

ヨーロッパリーグのグループステージでも2連勝スタートを飾っており、堂安が決勝トーナメントでプレイできる可能性は十分にある。

最後はポルトガルの名門FCポルトだ。ここには日本代表の10番を背負うFW中島翔哉が所属しており、ポルトでも中島は10番を背負っている。残念ながら今季はチャンピオンズリーグの3次予選でクラスノダールに敗れる波乱があり、序盤戦でやや躓いてしまった。中島も指揮官セルジオ・コンセイソンに激怒される場面があるなど、抜群のスタートになったわけではない。

しかし楽しみなタレントは揃っており、各国の代表クラスが顔を揃える。リーグ戦でも首位と勝ち点差1の3位につけており、挽回する力はある。中島にもチームを引っ張るだけの力はあるはずで、リーグ制覇も十分視野に入る。ヨーロッパリーグでも決勝トーナメント進出を目指すことは可能で、堂安と同じく欧州の舞台でインパクトを残すことが期待される。

他にはブラジルのパルメイラス、ウクライナの強豪シャフタール・ドネツク、ポルトガルのベンフィカが選ばれており、これらのクラブは欧州五大リーグ以外での名門クラブだ。この中に3人もの日本人選手がいるのは特別なことで、彼らが今後どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみだ。

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