「マドリードで難しい時間を過ごしたことない」 アザールが語った意外な理由

スペイン語習得中のアザール photo/Getty Images

スペイン語がわからない方が楽?

母国を離れ、遠い異国の地で暮らす人にとってその土地の言語を習得するのは重要なことだ。現地の人々とコミュニケーションをとる方法がなければ、普通に生活していくのはなかなか難しい。相手の意図したことを汲み取れず、自分の伝えたいことが伝わらないとなるとストレスも溜まるはず。サッカー選手も例外ではない。現地の言葉を話せなければ戦術の理解に苦労することだろう。しかし、その限りでない場合もあるという。

そう話すのは、今季チェルシーからレアル・マドリードへ移籍したベルギー代表FWエデン・アザールだ。まだスペインに来てから日が浅い同選手。現在スペイン語を勉強中とのことだが、言葉をまだ理解できないことがマイナス要素ばかりではないとこのベルギー代表FWは主張している。

「僕はまだスペイン語が話せないから、批判を気にしなくて済むんだ。多くの人がレアルについて話していることは知っているよ。でもそのおかげで、移籍してからマドリードで難しい日々を過ごしたことはないね」

アザールがこのように語ったことを英『The Sun』が伝えている。どうやら、新加入FWは現地の言葉をまだあまり理解できていないことをそれほどプレッシャーには感じていないようだ。むしろ話せないことの中にメリットを見出している。

昨今、海外でプレイする日本人選手の間でも話題に上がる言語の問題。もちろん現地語を話せた方が利点は多いが、案外アザールのようなマインドで思い詰め過ぎずにプレイする手もあるか。サボりすぎは良くないが……。

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