アーセナルは“エース依存”に気をつけよ 13得点中7得点を挙げるFWへの負担

アーセナルのオバメヤン photo/Getty Images

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他の選手にも得点力が求められる

トップ4入りを目指すアーセナルは、ここまでリーグ戦8試合を消化して4勝3分1敗とまずまずのスタートだ。21日に行われる第9節シェフィールド・ユナイテッド戦に勝利すれば、再び3位まで順位を上げることになる。

とはいえ、不安なポイントがゼロというわけではない。守備の不安定さは以前から指摘されていたが、現役時代にリヴァプールなどでプレイした解説のスタン・コリモア氏はFWピエール・エメリク・オバメヤンのことを気にかけている。

英『Daily Mirror』によると、同氏は得点部分をオバメヤンに依存しすぎている部分を気にしているのだ。アーセナルはここまで13得点を挙げているが、そのうちの半分となる7得点はオバメヤン1人で決めている。この調子がずっと続くかは分からず、怪我などで離脱する恐れもある。
「オバメヤンはアーセナル通算75試合で49得点を決めており、決定率はリーグでも最高クラスだ。それもこの数字にはアシストが含まれていない。しかしながらノリッジ・シティのテーム・プッキのように、オバメヤンが得点を決めないとアーセナルは苦労するだろう」

同氏はこのようにコメントしているが、昇格組のノリッジもエースのプッキに得点部分の多くを依存している。アーセナルも似たところがあり、オバメヤン頼みとなりすぎるのは危険だろう。アレクサンドル・ラカゼットが戻ってくればオバメヤンの負担も軽減されるはずだが、新戦力のニコラ・ペペにもそろそろ得点が欲しい。

守備がやや不安定なため、アーセナルが勝利を収めるには1試合で2点ほどは奪っておきたい。攻撃力がトップ4入りへのカギとなるが、オバメヤン以外の選手も得点に絡んでいけるか。

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