目の覚めるような一撃 “スーパー・ナインゴラン”がカリアリ復帰後初得点[映像アリ]

今夏に古巣であるカリアリへ復帰したナインゴラン photo/Getty Images

カリアリが今季のセリエAの“台風の目”に?

20日にセリエA第8節が行われ、カリアリとSPALが対戦した。試合は、前後半に1点ずつを奪ったカリアリがSPALを2-0で撃破。開幕2連敗でスタートこそ躓いたものの、直近の6試合で負けがないカリアリ(4勝2分)は、順位をヨーロッパリーグ圏内の5位まで押し上げている。

今夏の移籍市場でインテルを離れ、5年半ぶりに古巣であるカリアリへ復帰したナインゴラン(レンタル移籍)。SPAL戦で2試合連続のスタメン出場を果たすと、開始早々の10分に魅せた。FKのこぼれ球をペナルティエリア右手前のやや距離の位置でボールを拾ったナインゴランは、胸トラップして思い切って右足を振り抜く。ハーフボレーでボールの芯を捉えた強烈なシュートはゴール左隅に突き刺さり、貴重な先制点をもたらしたのだ。

伊『Gazzetta dello Sport』は「スーパー・ナインゴランがSPALを沈める」との見出しで、ナインゴランの目の覚めるような一撃を「2011年にラジャ・ナインゴランをキングに迎え入れたサルディーニャの人々に再び真の喜びをもたらした」と取り上げた。また、試合後に『DAZN』のインタビューに応じたカリアリのロランド・マラン監督も「我々は改善を試みながら、攻守のバランスを維持しながら、このような戦いを続けていかなければならない。ラスト数分、ラスト数秒まで試合に集中する必要があるが、我々の選手はそのDNAを持っている」と選手たちを称えつつ、ナインゴランについて「チームに彼のような選手がいるのは利点だ。彼は並外れた技術を持っており、試合中に彼の影響をとても感じているよ」と語っている。

2017-18シーズンは16位、2018-19シーズンは15位と、ここ数シーズンは残留争いを強いられてきたカリアリだが、今季はこれまでにないほどの好調な序盤戦となっている。経験豊富なファイターであるナインゴランの復帰もあり、セリエAの“台風の目”となるかもしれない。



参照元:YouTube

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