“赤の魂”が見せる驚異の粘り リヴァプールCLベストゴールTOP5が熱い[映像アリ]

リヴァプールを引っ張ってきたジェラード(右) photo/Getty Images

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劇的ゴールがリヴァプールの魅力

リヴァプールは昨季のチャンピオンズリーグでも準決勝2ndレグでバルセロナ相手に4得点を奪う大逆転劇を演じたが、チャンピオンズリーグで魅せる驚異の粘り強さも彼らの大きな特長だ。その粘りに魅せられたサッカーファンは多いはず。

英『Liverpool Echo』はリヴァプールがチャンピオンズリーグで決めたビューティフルゴールをランキング形式で紹介しているが、やはり劇的ゴールが数多く選出されている。ここではそのトップ5を紹介する。

5位:ルイス・ガルシア(VSユヴェントス 2004-2005)

やはり印象的なのはイスタンブールの奇跡を起こした2004-05シーズンの戦いだ。このシーズンにリヴァプールは準々決勝でユヴェントスと対戦し、1stレグで得た2点のリードを守り切って準決勝進出を決めた。その2点目となったのがルイス・ガルシアのボレーシュートだ。

ルイス・ガルシアはびっくり箱のようなゴールを時折決めてくる選手だったが、その一撃がユヴェントスを切り裂くことになった。



4位:ディボック・オリギ(VSバルセロナ 2018-2019)



このゴールは記憶に新しい。決してビューティフルゴールというわけではないが、バルセロナの油断を見過ごさなかったトレント・アレクサンダー・アーノルド、そのボールにきっちりと反応したオリギの2人が生んだゴールはチームをファイナルへ導くことになった。



3位:サディオ・マネ(VSバイエルン 2018-2019)



これも昨季のゴールだ。決勝トーナメント1回戦でドイツ王者・バイエルンと激突したリヴァプールは、敵地で迎えた2ndレグでマネが2得点の大暴れ。特にこのシーンはロングボールをきっちりとトラップする技術、飛び出してきたGKマヌエル・ノイアーをかわす冷静さとアイディア、才能の全てが詰まった一撃だった。



2位:スティーブン・ジェラード(VSオリンピアコス 2004-05)



リヴァプールに劇的勝利のイメージが強いのは、間違いなくこの闘将の影響だ。最後の最後に何かを起こす特別な力を持っていたジェラードは、何度もチームを救うゴールを決めてきた。その中でも、2004-05シーズンのグループステージ最終節・オリンピアコス戦で決めたミドルシュートは特別だ。実況もサポーターも大興奮だが、クラブ史上最高のゴールの1つと言っていいだろう。このゴールがなければイスタンブールの奇跡は実現しなかった。



1位:スティーブン・ジェラード(VSミラン 2004-2005)



やはりと言うべきか、1位もジェラードだった。2004-05シーズンの決勝、前半だけでミランに3点を奪われたリヴァプールは後半に大逆襲を見せる。その口火を切ったのがジェラードのヘディングシュートだ。チームを引っ張るのはやはりジェラードしかいないのだ。




ちなみに、ジェラードは今回のランキングで6位にも入っている。レアル・マドリード相手に決めた技ありのボレーショットが選ばれており、ミドルにヘディングにペナルティエリア内でのボレーと圧巻の万能ぶりだ。



今季もリヴァプールは特別なゴールを見せてくれるだろうか。昨季王者として安定したパフォーマンスも見せてほしいが、やはりサポーターを燃え上がらせるような劇的ゴールにも期待したい。

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