将来的なC・ロナウド、メッシ超えは可能か CLで爆発するノルウェーの新星

CLデビューから得点を量産しているホーランド photo/Getty Images

CLデビューから3試合で驚異の6得点

熱い戦いが繰り広げられているチャンピオンズリーグ。今季もお馴染みの顔から期待の新星まで、欧州最高峰の舞台では様々なストライカーが暴れている。なかでも注目を集めているのはザルツブルクのノルウェー代表FWエルリング・ホーランドか。この19歳は今季がCLデビューシーズンながら、ここまで3試合で6ゴールを記録。デビュー戦から3試合でのCL最多得点記録を更新している。

はたして、彼は今後のキャリアでどこまで欧州最高峰の舞台における得点数を伸ばせるか。快調な滑り出しを見せている新星FWには、将来的なCL通算得点記録の更新にも期待がかかる。現在トップに君臨しているのはここまで127得点を挙げているクリスティアーノ・ロナウドで、2位は112得点を記録しているリオネル・メッシ。どちらも100得点越えとあって道のりは長そうだ。しかし、記録を更新したとあって最初期のペース的にはホーランドがこの2人を上回っている。では、C・ロナウドとメッシはホーランドが3試合で決めた6得点を決めるまでにどれほどの時間を要したのか。スペイン『as』が3人を比較している。

まずは2位のメッシ。彼が6得点を奪うまでにかかったのは17試合。約3試合に1点のペースだが、デビューしたての若者ならばこれでも早い方だろう。一方でトップをひた走るC・ロナウドはなんと32試合も要している。10倍以上のペースとあってホーランドは現時点で大きなアドバンテージを持っていると言っていいだろう。C・ロナウド、メッシの記録は異次元だが、案外ホーランドはあっさりとこの2人を抜いてしまうかもしれない。

とはいえ、これはあくまでも最初期のペース。C・ロナウド、メッシに近づくためには何年もの間このトップフォームを維持しなければいけない。それだけでなく、所属するクラブも重要だ。毎年のように厳しい戦いを勝ち上がる強いチームに所属していなければ、いくら本人の調子が良くても試合数が増えず得点数も伸びて来ない。少しの足踏みも許されないため、今後ステップアップ先の選択は重要になってくるだろう。

彗星の如く現れたザルツブルクのヤングスター。彼はこれからどんなキャリアを形成していくのか。この19歳からは今後も目が離せない。

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