元独代表GK、相手選手に“渾身の拳”を見舞う!? 原口も出場の試合で珍事件

かつてドイツ代表でもプレイした経験があるGKツィーラー photo/Getty Images

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ボールを殴ろうとしたら……

日本代表FW原口元気も出場したブンデスリーガ2部の試合で珍事件が起きた。

26日に行われたブンデスリーガ2部・第11節で、カールスルーエと原口を擁するハノーファーが激突。白熱した試合は、後半アディショナルタイムに1点ずつ奪い合うなど両チームともに一歩も譲らず、3-3のドロー決着となった。なお、原口はベンチスタートとなったが、70分から途中出場を果たしている。

そして問題となったプレイが起こったのは、後半アディショナルタイムが5分を過ぎたころだ。90+3分に勝ち越しに成功したハノーファーだが、90+6分に同点に追い付かれてしまう。その際、土壇場での同点弾に怒りをあらわにしたハノーファーの元ドイツ代表GKロン・ロベルト・ツィーラーが、ネットを揺らして跳ね返ってきたボールを思い切り右手で殴ろうとした。しかし、彼の拳はボールではなく、同点ゴールを決め、目の前をちょうど通り過ぎたカールスルーエDFダニエル・ゴードンの右脇腹から下腹部あたりクリーンヒット。これに対して主審はイエローカードを提示しており、76分に既に1枚目のイエローカードをもらっていたツィーラーは退場することになってしまった。
この一連の流れを取り上げた英紙『THE Sun』は「ハノーファーのGKツィーラーが対戦相手を誤ってパンチ。異常な瞬間だ」と取り上げており、ツィーラーのコメントも「ゴードンが死角から飛び出してきたんだ。僕はボールを殴りたかっただけ。でも彼に当たってしまった。これが主審がイエローカードを出さなければならなかった理由だよ」と伝えている。

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