サッリ・ユーヴェの“真の姿”はこれから チームの現状を語るブッフォン

セカンドGKながら愛するユヴェントスへ復帰したブッフォン photo/Getty Images

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ライバルはやはりインテルか

ユヴェントスに所属する元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、チームの現状やライバルなどについて口にしている。

昨夏の移籍市場でユヴェントスを離れ、パリ・サンジェルマンへ移籍するも、わずか1年で古巣への復帰を果たした現在41歳のブッフォン。今季は愛するユヴェントスを、セカンドGKとして支えている。ただ、まだまだ能力は高く、復帰後初スタメンを飾った第4節ヴェローナ戦では、スーパーセーブを披露してチームに勝ち点「3」をもたらしていた。

そんなブッフォンがイタリアのサッカー番組『Tiki Taka』にゲスト出演。その際に質問に応じたようで、コメントを伊『TUTTOmercatoWEB』が伝えている。
ユヴェントスについて聞かれると「私は常に感謝しているんだ。40歳になってもPSGに考えてもらう機会があったのは、ユヴェントスが仕事の哲学を教えてくれたからだ」と述べつつ、サッリ体制について「私たちはこれまでとは何か違うものを見つけ始めた。ここ数年間やってきたものとは別物で、コンスタントに縦を意識することができている。2ヶ月以内に真のサッリ・ユヴェントスが見られるだろう。リーグの序盤戦は怪我人も多かったしね」と明かした。

そして、今季スクデットを争うであろうインテルとナポリについても言及した。前者については「私はインテルに大きな敬意を払っている。今年のユヴェントスにとって、1番のライバルになるだろうと思っているよ。チャンピオンズリーグ(CL)がなければ、最後まで激しい戦いを繰り広げただろう。CLでも、少しでも長く生き残れることを願っているよ。コンテは並外れた監督であり、奇跡を起こすことができる」とコメント。後者については「確かに、彼らもまだタイトルへ向けて走り続けている。ただ、それは我々(のシーズン)がまだ始まったばかりだからだ。今日(第9節)のようなチャンスで、ナポリでそれを掴まなければならなかった」と話している。

第9節でユヴェントスが引き分けたため、後続のクラブが勝ち点を縮めるチャンスだったが、インテルもナポリも手にしたのは勝ち点「1」。この結果、インテルとの勝ち点差は「1」だが、ナポリとの差は「6」となっている。ブッフォンはやはり、近年スクデット争いを繰り広げてきたナポリではなく、今季はかつての恩師が率いるインテルを最も警戒しているのかもしれない。

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