まるで「セルティック時代の魔法」 中村俊輔の超絶弾にスコットランド紙も注目 

久しぶりのゴールで喜びを爆発させる中村俊輔 photo/Getty Images

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41歳ながらあっと言わせるゴール

横浜FCは27日、明治安田生命J2リーグ第38節で東京ヴェルディと対戦した。前後半に1点ずつを奪ったホームの横浜FCが、2-1で東京Vを撃破。J1昇格へ向けて3位をキープしている。

東京V戦で輝きを放ったのは、今年7月にジュビロ磐田から横浜FCへ移籍した“天才レフティ”の元日本代表MF中村俊輔だ。この一戦で加入後3度目のスタメン出場を果たすと、26分に魅せた。皆川祐介の絶妙な落としをペナルティエリア右手前の位置で受けた中村は、思い切ってダイレクトで左足を振り向く。体重をのせた強烈なシュートに相手GKも触れることができず、ボールはゴール右に突き刺さったのだ。中村にとって移籍後初ゴールは、実に743日ぶりの得点だという。

試合後、多くのファンやメディアが中村の素晴らしいゴールを称賛していたが、かつてプレイしたセルティックの本拠地があるスコットランドのタブロイド紙『Daily Record』もこのレジェンドのゴールに注目。『シュンスケ・ナカムラは、41歳ながらあっと言わせるゴールを決め、セルティック時代の魔法を思い起こさせた』と見出しで次のように伝えている。
「スコティッシュ・プレミアリーグを離れてから10年が経つが、日本のエースがもう魔法タッチを失った思った人たちは、もう一度考え直すべきだ」

「41歳になっても、ナカムラは故郷でプロとしてプレイしている。日曜日の午後に行われたJ2で、横浜FCが東京ヴェルディに2-1で勝利するのを助けた。26分のシュートでは、セルティックのユニフォームを着た彼の最高の瞬間を思い出させた」

41歳になっても世界を魅了した中村の“魔法の左足”は健在だ。今後も是非とも日本のサッカー界を盛り上げてもらいたいものだ。

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