なんと勝率は3倍もアップ マンUはマルシャルが先発にいれば強い?

ノリッジ戦でゴールを決め、喜びを爆発させるマルシャル photo/Getty Images

1試合あたりの平均獲得ポイントも倍

オーレ・グンナー・スールシャール体制になって、10ヶ月が経ったマンチェスター・ユナイテッド。昨季に続いて今季も苦戦を強いられているが、今後の浮上のキーマンはフランス代表FWアントニー・マルシャルかもしれない。

現在23歳のマルシャルは今季、マンUへ加入して5年目のシーズンを迎えた。開幕戦では、チェルシーを相手に貴重な2点目のゴールを挙げるなど、4-0の快勝に貢献。さらに、第2節では2試合連続となるゴールを、続く第3節ではアシストを記録し、今季好調なスタートを切った。しかし、第3節のクリスタル・パルス戦で太ももを負傷したことが判明し、長期離脱を余儀なくされることに。今月20日に行われた第9節リヴァプール戦で途中出場し、ようやく実戦復帰を果たすと、同月27日の第10節ノリッジ戦ではリーグ戦7試合ぶりのスタメンながらゴールを決めた。そして、チームも5試合ぶりとなる白星を手にしている。

ノリッジ戦後、インタビューに応じたスールシャール監督はマルシャルの復帰を「動きに優れており、アントニーは我々にとって重要な選手だ。彼がいない影響を感じていたので、彼の復帰はもちろんのこと、ゴールも決めてくれて嬉しいよ」と喜んでいた。さらに、データから見てもマルシャルの復帰は、マンUにとってこれ以上ない朗報だ。英紙『THE Sun』によると、スールシャール体制になって、これまでリーグ戦で31試合を戦っているが、マルシャルをスタメン起用した試合と、そうでない試合の勝率の差が約3倍と段違いになっている。

マルシャルがこれまでスタメン起用された試合は「13」あり、そのうち「10」で勝利を収めている。勝率は約77パーセントだ。一方で、スタメンから外れた試合は「18」あり、わずか「5」しか勝利できていない。勝率も約28パーセントと、4試合に1試合程度しか白星をつかめていないようだ。また、1試合あたりの平均獲得ポイントも「2.4」と「1.2」と、倍になっているという。マルシャルの復帰で、マンUは調子を取り戻すことができるのか。

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