マンCの“クジ運”は恵まれすぎているのか カラバオ杯、CLの相手に注目集まる

昨季国内3冠を果たしたマンC photo/Getty Images

今季のカラバオ杯準々決勝はオックスフォードが相手に

カラバオ杯でマンチェスター・ユナイテッドがチェルシーと、リヴァプールがアーセナルと激戦を繰り広げる中、マンチェスター・シティはリーグ戦で下位に沈むサウサンプトンを華麗に撃破。余裕を持ってベスト8進出を決めた。

マンCが強いというのも事実だが、クジ運に恵まれているのではないか。そんな意見がちらほらと出てきているようだ。

ベスト8でもマンCは下位リーグのオックスフォードと対戦することが決まっており、ベスト4入りは固い。それも今季に限った話ではなく、国内3冠を達成した昨季もマンCはクジ運に恵まれていたところがある。

英『GIVE ME SPORT』が振り返っているが、昨季マンCはカラバオ杯でオックスフォード、フラム、レスター・シティ、バートン・アルビオンを撃破し、チェルシーとのファイナルへ駒を進めている。決勝にたどり着くまで強豪と呼べる相手との対戦はなく、それほど苦労することなく決勝まで駒を進めることができている。

FA杯も同じだ。昨季のFA杯ではロザラム・ユナイテッド、バーンリー、ニューポート・カウンティ、スウォンジー、ブライトンと格下を撃破し続け、最後もワトフォードとの決勝だった。ワトフォード戦も6-0で大勝しており、サブ組中心でも楽にFA杯を制覇できた。

チャンピオンズリーグのグループステージもそうだ。昨季はリヨン、ホッフェンハイム、シャフタール・ドネツクと同組だったが、今季もシャフタール、アタランタ、ディナモ・ザグレブと比較的恵まれたグループに入っている。

もちろん昨季国内3冠を果たしたのはマンCの実力だが、それに多少のクジ運が絡んでいたのは間違いない。今季もカラバオ杯では楽なカードを引き当てており、複数タイトル獲得の可能性も十分に見えている。同メディアはインクレディブルなクジ運だと伝えているが、これも実力のうちということか。

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