対戦相手も絶賛のコントロールショット 中村敬斗が左サイドを支配する

トゥエンテの中村 photo/Getty Images

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カップ戦で見せた得点力

30日にKNVBカップ1回戦でデ・トレフェルスと対戦したトゥエンテは、FW中村敬斗の2ゴールで2-0の勝利を収めた。中村は9月15日のフォルトゥナ戦で得点を決めて以降当たりがなかったが、カップ戦で改めて得点力の高さをアピールすることに成功した。

特に1点目のインパクトが大きい。左サイドで巧みに反転し、対峙するDFを外して華麗なコントロールショットでネットを揺らしている。左サイドから中にカットインしてファーサイドを狙うパターンは中村も得意としているのだろうが、それが完璧にハマった格好となった。

このゲームでデ・トレフェルスの右サイドバックに入っていたイェルモ・ウィルスターマンも中村のパフォーマンスには感銘を受けたようだ。オランダ『De Gelderlander』によると、ウィルスターマンは中村の情報をあまり仕入れていなかったという。先日のリーグ戦でも先発していた21歳FWラフィク・ゼクニーニが出てくることを想定していたと振り返る。
「中村についてあまり知らなかった。ゼクニーニを対戦相手として頭に入れていたんだ。中村は非常に俊敏でクレバーだ。彼の1点目は素晴らしかった。彼にゴールを決められたけど、彼との対戦を楽しめたよ」

19歳の中村も世代別代表を経験しており、来年の東京五輪のことも視界に入っているはず。前線は競争が激しいが、エールディヴィジでの活躍次第ではメンバー入りも不可能ではなくなってくる。左サイドを我が物とできるのか、今後のゴールラッシュに期待だ。

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