マンUの中盤を支配する“ビッグマン”に 攻守両面で覚醒する22歳のファイター

マンUのマクトミネイ photo/Getty Images

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ポグバ不在の中で強烈な存在感

ポール・ポグバの負傷離脱が続く中、マンチェスター・ユナイテッドの中盤でリーダーとなっているのが22歳のスコット・マクトミネイだ。

マクトミネイは193cmものサイズを誇る大型の守備的MFで、昨季も一定の出番は得ていた。しかし、今季は明らかに役割が違う。指揮官オーレ・グンナー・スールシャールはマクトミネイにより大きな仕事を求めており、今やマンUの中盤を支配する存在となりつつある。

また今季は守備的MFながら攻撃に顔を出すケースも増えており、相手のペナルティエリアで17回ボールに触っている。アーセナル戦では果敢な攻め上がりから強烈なミドルシュートも決めるなど、攻撃面でもチームへの貢献度は増している。決して器用なタイプではないが、熱いハートを持って前線へ攻め上がっていく姿は非常に印象的だ。22歳ながらチームを引っ張るリーダーと言って問題ないだろう。
もちろん本職の守備でも印象的な数字を残している。英『Squawka』のデータでは、今季のマクトミネイは守備のデュエルでチーム最多となる78回の勝利を記録している。さらにボールリカバリー数もチームトップとなる76回を記録しており、守備面でも確実に成長している。

このまま成長を続ければ、そう遠くないうちにマクトミネイがチームの主将となるかもしれない。それだけのポテンシャルとクラブへの情熱を秘めており、今のチームではサポーターが最も信頼している選手の1人ではないだろうか。

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