C・ロナウド在籍時はたった“8.86%” レアルの無得点試合が増加していた

レアル時代のロナウド photo/Getty Images

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大きすぎたスーパーエースの存在

レアル・マドリードにとってクリスティアーノ・ロナウド退団の影響がどれほど大きいものだったのか。それは無得点ゲームの数を見れば簡単に分かってくる。

2日のレアル・ベティス戦もレアルはスコアレスドローで終えてしまったが、これで今季得点を奪えなかったゲームは早くも4試合目だ。スコアレスドローは9月28日のアトレティコ・マドリード戦に続いて2度目で、今のレアルには決定的な働きをする者が不足している。

スペイン『as』がロナウド退団後のデータを振り返っているが、ロナウドが退団してからレアルの無得点ゲームは計17試合ある。71試合戦ったうちの17試合が無得点となっているため、無得点ゲームは全体の23.94%だ。
一方で、ロナウドがいた頃は計519試合を戦って無得点に終わったゲームは僅か46試合のみ。無得点で終わったゲームは8.86%しかなかったのだ。2016-17シーズンには得点を奪えなかった試合が0となっており、いかにロナウドの存在が大きかったかが分かってくる。

ロナウド退団後はカリム・ベンゼマが奮闘しているが、チームの得点数を上げていくためにはエデン・アザールやルカ・ヨビッチら新戦力組に加えてロドリゴ・ゴエスやヴィニシウス・ジュニオールら若手組の得点も必要だ。チーム全員でロナウドの穴を埋めたいところだが、指揮官ジネディーヌ・ジダンはチームを変えていけるだろうか。

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