ファンの7割超が「冬に放出しろ」 主将剥奪のアーセナルMFに厳しい現実

わずか1カ月でアーセナルの主将を降ろされてしまったジャカ photo/Getty Images

わずか1カ月でのキャプテン交代

スイス人MFがチームをリーダーとして牽引する期間は、わずか1カ月程度で終焉を迎えることとなってしまった。9月に行われたチーム内“総選挙”により、アーセナルの新キャプテンに就任したMFグラニト・ジャカ。しかし、彼の今季パフォーマンスに納得がいかないファンからはこの新キャプテン就任に不満の声が相次いだ。27日のクリスタル・パレス戦ではサポーターとジャカが衝突。途中交代を告げられ、歩いてピッチを去ろうとする同選手に対してスタンドから大ブーイングが発生し、この状況に激怒したジャカはサポーターに向かって両手を上下させたり、手を耳に当てたりとファンを挑発した。

この騒動後、ウナイ・エメリ監督はジャカの精神状態を考慮してキャプテンの交代を検討することを示唆。そして5日、ヨーロッパリーグ・ギマランエス戦前の会見で指揮官は主将をFWピエール・エメリク・オバメヤンへと変更することを明かした。しかし、まだファンのジャカに対する怒りはおさまっていないようだ。

英『The Sun』がファンに対して、ジャカを冬の移籍市場で「放出するべき」か「残留させるべき」かで2択のアンケートを行っているが、その結果は「放出するべき」が圧倒的得票率を獲得している。その割合はなんと73.7%。実に投票を行った7割超の人々が「ジャカはもうアーセナルに必要ない」と考えているのだ。

クリスタル・パレス戦から数日後、ジャカは自身のSNSで前述の行動について「ファンを不快にさせる意図はなく、仮にそのように感じたのなら謝りたい」と綴っている。しかし、もはやジャカとファンの関係は修復不可能に近いところまで来ているか。今季スタッツ自体はファンから高評価を得ているMFマッテオ・グエンドウジに引けを取らない数字を残しているジャカだが、彼はここから信頼を取り戻すことができるのか。

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