年齢は12歳差 ユヴェントス守護神が欠かさないブッフォンへの敬意

ユヴェントスで共闘するブッフォン(左)とシュチェスニー(右) photo/Getty Images

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“ライバル”というよりは“師弟”か

あまり目立ちこそしないものの、今季ここまででセリエA首位に立つユヴェントスに欠かせない選手がいる。リーグ最少失点を誇るチームの守備陣に欠かせないGKヴォイチェフ・シュチェスニーだ。

2017年夏に加入して以降、継続して安定したパフォーマンスを披露するシュチェスニー。あまり目立ちこそしないものの、抑えるべきところをしっかりと抑えてくれる彼の存在は貴重だ。今季はここまで公式戦10試合に出場し、ユヴェントスの守備を最後方から支えている。そんなシュチェスニーが、大いにリスペクトする選手がいる。今夏ユヴェントスに復帰したGKジャンルイジ・ブッフォンだ。

「ジジ(ブッフォンの愛称)は今でも素晴らしいGKだし、素晴らしい人間だ。彼がプレイしているのを見ると、まだ素晴らしいフォームを維持していると感じるよ。彼ともう1年共に過ごせることは素敵なことだし、僕らはみんなハッピーだ。だって、彼が代表デビューを果たした時(1997年)なんて、僕はまだテニスをしていたんだよ。貧しかったからね」
シュチェスニーがブッフォンについてこのように語ったことを伊『Corriere dello Sport』が伝えている。レジェンドがイタリア代表デビューを果たした年、シュチェスニーはまだ7歳。当時はまだサッカーをプレイしていなかったことに触れながら、この守護神はブッフォンと共にプレイできることがどれほど自分にとって貴重かを説明している。41歳のブッフォンと29歳のシュチェスニーの年齢差は12歳。もはや当人たちにとっては、“ライバル”というより“師弟”といった意識の方が強いのかもしれない。

GKというチームに1つしか枠のないポジションを争う存在でありながらも、ブッフォンにリスペクトを欠かさないシュチェスニー。ブッフォンももう41歳となり引退が間近に迫っていると噂される中で、大ベテランとの残された時間を大切に過ごしてほしいところだ。

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