「トミヤスの試練は終わった」 早期回復でまもなくチームへ合流か

ボローニャですぐにレギュラーへ定着した冨安 photo/Getty Images

代表ウィーク明けにも実戦復帰へ

現在負傷離脱しているボローニャの日本代表DF冨安健洋が、予想よりも早く復帰することとなりそうだ。

現在21歳の冨安は、今夏の移籍市場でイタリア挑戦を決断し、ボローニャへ移籍。新天地で開幕スタメンを見事勝ち取り、すぐさま定位置を確保すると、サポーター投票による8月のクラブ月間MVPに選ばれるなど、早くもチームに必要不可欠な存在となっている。

しかし、そんな冨安にアクシデントが襲う。10月10日に行われたW杯アジア2次予選のモンゴル戦で、試合終了間際に左足の太腿裏を負傷。その後の検査で、左大腿二頭筋にグレード2の怪我を負っていることが判明し、回復までに30日〜40日程度を要することに。ユヴェントスとの重要な一戦(同月19日のセリエA第8節)が間近に控えていたこともあってか、第7節まで連続フル出場を果たしていた若きサムライの負傷離脱を、地元メディアらも「最悪のニュース」などと取り上げていた。

昨日発表された日本代表メンバーからも外れていた冨安だが、ついに朗報が入ってきた。地元メディア『TuttoBolognaWeb』などによると、来週にも完全復活を遂げた冨安がチームへ合流し、トレーニングを再開するとのこと。11月の代表ウィークが明けた初戦のパルマ戦(同月24日のセリエA第13節)で、実施復帰する可能性が高いという。同メディアは「トミヤスの試練は終わった」との見出しで「日本人は回復を加速させ、ミハイロビッチのシステムにおける定位置を取り戻す準備ができた」と報じている。

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