“怪物FW”は再び赤黒のシャツに袖を通すか 新天地候補に浮上したのは

かつてミランでプレイしたイブラヒモビッチ photo/Getty Images

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MLSコミッショナーが注目発言

スウェーデンが産んだ怪物ストライカーはイタリアに帰還するのか。MLSのロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチがミラノの街に戻ってくるかもしれない。

インテルやバルセロナ、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッドなどの欧州名門クラブを渡り歩き、数々のタイトルを獲得してきたイブラヒモビッチ。2018年からは戦いの舞台をアメリカに移し、ロサンゼルス・ギャラクシーでプレイしている。欧州からは離れたものの、その得点力は未だ健在。先日38歳の誕生日を迎えたが、今季は公式戦31試合に出場して31ゴール8アシストを記録している。こうした活躍もあり、現在は今年いっぱいでロサンゼルス・ギャラクシーとの現行契約が満了を迎える同選手に対して多くの欧州クラブが興味を示している状況だ。

そんな中、移籍先の有力候補に古巣が急浮上した。ACミランだ。MLSのコミッショナーを務めるドン・ガーバー氏が米『ESPN』のインタビューに対して放った発言が注目を集めている。
「ズラタンは興味深い人間だ。彼のおかげで私は非常に忙しくなっているよ。だけど、(MLSには)数年前にプレイした(デイビッド・)ベッカムのような選手が必要だ。ズラタンは38歳。彼には今、世界でもトップクラスのクラブの1つであるミランからの誘いがある。どうなるかはロサンゼルス・ギャラクシー次第だけどね」

イブラヒモビッチは2010〜2012年までミランでプレイし、同クラブで公式戦通算85試合に出場し56ゴール24アシストを記録。2010-11シーズンのセリエA優勝にも貢献している。“強かったミラン”を知る男は、低迷する古巣を救うべく再びロッソ・ネリのシャツに袖を通すこととなるか。

先日は日本代表DF冨安健洋の所属するボローニャ行きの可能性も報じられたイブラヒモビッチ。はたして来年、彼はどこでプレイしているのだろうか。今後も怪物FWの動向から目が離せない。

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