サラー、マネだけじゃない “レッズ・レボリューション”に欠かせぬ2人とは

リヴァプールのアーノルド photo/Getty Images

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英紙が絶賛する革命のキーマン

昨季チャンピオンズリーグを制したリヴァプールではモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの強力3トップ、最終ラインを統率する世界最高級センターバックのフィルジル・ファン・ダイク、現世界最高GKの1人に挙げられるアリソン・ベッカーの存在に注目が集まる。

悲願のプレミアリーグ制覇を狙う今季のチームを引っ張るのも彼らだが、忘れてはならない2人がいる。英『Daily Mail』がレッドレボリューションのキーと絶賛するのは、トレント・アレクサンダー・アーノルドとアンドリュー・ロバートソンのサイドバックコンビだ。

チームが大きく成長した理由の1つに超攻撃型サイドバックの存在があり、彼らは今や世界トップクラスのチャンスメイカーだ。右サイドバックのアーノルドも辛抱強く起用を続けたことで確実に伸び、その右足はセットプレイでも対戦相手の脅威となっている。
左のロバートソンについては、他にも獲得候補がいた。リヴァプールは数年前から現マンチェスター・シティDFバンジャマン・メンディ、現チェルシーDFエメルソン・パルミエリのこともチェックしていたというが、獲得が難しくなったこともあってハル・シティにいたロバートソンにターゲットを変更。これが大ヒットすることになった。

同メディアのデータでは昨季の開幕から2人は計35のゴールをアシストしており、これはサイドバックが記録するような数字ではない。内訳としてはアーノルドが19アシスト、ロバートソンが16アシストを決めていて、サラー(15)、フィルミーノ(14)をも抑えてチームのアシストランク1位と2位に立っている。

対戦相手がサラー、マネを警戒するのは当然のことだが、その背後からは世界トップクラスの攻撃力を誇るサイドバック2人が休むことなく顔を出してくる。対応は非常に難しく、彼らの存在が守備を固めてくる相手から得点を奪えている理由の1つとなっている。

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