もはやC・ロナウド級の“一撃必殺” チャンスくれば決める絶対的エースの存在

レスターのバーディ photo/Getty Images

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少ないチャンスを活かせるFW

プレミアリーグ2位まで順位を上げてきたレスター・シティを引っ張るのは、32歳のFWジェイミー・バーディだ。

今節のアーセナル戦でも先制点を記録し、チームを2-0の勝利に導いてみせた。ここまではリーグ戦11得点と絶好調で、その得点ペースは奇跡のプレミアリーグ制覇を成し遂げた2015-16シーズンに匹敵するものがある。

その決定力にはチームメイトも脱帽だ。英『Daily Mirror』によると、レスターの右サイドバックを務めるリカルド・ペレイラはバーディがクリスティアーノ・ロナウド級の決定力を誇ると評価する。ゴール前で迎えたチャンスを確実に沈める力を備えているのだ。
「彼らは違うタイプの人だけど、ゴール前では同じく決定的だ。そのような選手をチームに抱えているのは非常に重要だよ。チャンスがくれば彼は決めるからね。僕たちには多くのチャンスを生み出せないゲームもあるし、そこで1点を奪うことが重要なんだ」

リーグ制覇を果たした2015-16シーズンは、今以上にシュートチャンスが少ないゲームもあった。クラウディオ・ラニエリが指揮した当時のチームは堅守速攻を徹底しており、前線でFWが孤立した試合も1度や2度ではない。その時でもバーディは決定的な働きを見せており、得点力は証明済みだ。バーディこそがレスターの象徴と言えよう。

12月に入ればマンチェスター・シティ、リヴァプールとの連戦が予定されている。シュートチャンスは少なくなるはずだが、1度でもバーディに決定的なシーンが訪れればサプライズを起こせるかもしれない。

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