久保建英の“サンダーボール”が炸裂した 絶賛される左の長距離ショット

マジョルカの久保 photo/Getty Images

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ビジャレアル戦で豪快ゴール

ついにこの時がきた。日本のサッカーファン、レアル・マドリードとマジョルカのサポーターが待ち望んでいたMF久保建英のリーガ・エスパニョーラ初ゴールだ。

10日にビジャレアルと対戦したマジョルカは、久保を先発で起用。PKを獲得するなど前半から積極的なパフォーマンスを披露した久保は、2-1とリードして迎えた後半8分に魅せる。

ペナルティエリア手前やや左寄りでボールを受けると、トラップで絶妙な位置にボールをコントロールして左足で強烈シュートを放った。これにはビジャレアルの名手セルヒオ・アセンホもお手上げで、ネットを揺らすビューティフルショットが炸裂した。
この一撃をスペイン『as』は「クボのサンダーボールがマジョルカの勝利を確実なものとした」と称賛。マジョルカにとっては試合を決定づける3点目となり、チームも3-1の勝利を収めることに成功した。

同メディアは「久保はあの若さながら自信を欠くことなく、ビジャレアルにあらゆる問題を引き起こした。才能あるティーンエイジャーにとって忘れられない日となるだろう」と伝えており、ゴールの場面以外でも久保のパフォーマンスは評価されている。

スペイン『MARCA』も久保の魅力の1つに長距離ショットがあると伝えており、今回のような一撃こそ久保の武器と捉えられているようだ。最初のトラップできっちりと前を向いたこと、そこからの足の振りの速さなど、久保の魅力が詰まった一撃だったと言えるはずだ。

マジョルカで待望の1点目を決めた久保は、もっとチームに欠かせぬ重要な存在となっていくだろう。レアルでは18歳のFWロドリゴ・ゴエスが強烈なインパクトを放っているが、今度は久保の番だ。


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