ビジャ、トーレス、シャビ 伝説の“スペイン黄金世代”が続々とピッチを去る

まさに最強だった当時のスペイン photo/Getty Images

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ビジャも引退を表明

時代には終わりがくるものだが、あの当時最強だったスペイン黄金世代も引退組が増えてきた。

13日にはヴィッセル神戸でプレイする元スペイン代表FWダビド・ビジャが引退を表明したが、ビジャもスペイン代表最強世代のエースとしてEURO2008と2010南アフリカワールドカップの優勝に貢献し、両大会ともに得点王も獲得している。

ビジャは神戸に加入してからも高い得点力を披露していたのだが、37歳で現役引退を決断することとなった。スペイン『MARCA』はこれを受け、スペイン黄金世代の炎がさらに消えていくと嘆いている。
司令塔シャビ・エルナンデスはカタールのアル・サッドで指導者への道を歩んでおり、サガン鳥栖でプレイしていたFWフェルナンド・トーレスも今夏に現役を引退。レアル・ソシエダのBチームで指導者を務めるシャビ・アロンソ、闘将カルレス・プジョルなど、当時の最強スペインを支えた選手たちは続々とスパイクを脱いでいる。

当時の栄光を知る人物で今もスペイン代表の主力を務めているのはDFセルヒオ・ラモスくらいで、時代の変化を感じさせられる。今のスペインも十分に強いが、やはりEURO2008、2010ワールドカップ、EURO2012と国際主要大会3連覇を果たした当時のチームには敵わない。圧倒的なポゼッションでゲームを支配し、ビジャやトーレスが相手を仕留めるスタイルは圧巻で、歴史に残る最強クラスの代表チームだったのは間違いない。

その中でも別格の点取り屋だったビジャも引退を決意することになり、黄金チームのメンバーが続々と現役を離れていく流れに寂しさを感じているサッカーファンは多いだろう。

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