なぜパケタなんだ? リバウド氏、ブラジル栄光の“10番”の扱われ方に不満

アルゼンチン戦でブラジル代表の10番を背負ったパケタ photo/Getty Images

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「ベンチの選手が身につけるものではない」

ブラジル代表のレジェンドであるリバウド氏が、現在のセレソンに物申している。

現役時代にバルセロナやACミランなどでプレイし、ブラジル代表では栄光のナンバーである「10」を背負ってきたリバウド。1998年のフランスW杯では準優勝へ、2002年の日韓W杯では優勝へ母国を導いていた。そんなレジェンドが自身のInstagramを更新し、15日の親善試合でアルゼンチン代表に0-1で敗れたブラジル代表について言及。かつて自身も身につけた「10」のユニフォームの扱われ方に不満を示したのだ。

「ブラジルとアルゼンチンの試合を見たが、私は10番のユニフォームに起こっていることを目の当たりにして悲しかったよ。彼らはアルゼンチン戦へ向けて、パケタに10番のユニフォームを渡した。世界中でリスペクトされているユニフォーム。ベンチにいたり、ハーフタイムに交代したりする選手が身につけるものではないんだ。これはペレ、リベリーノ、ジーコ、リバウド、カカー、ロナウジーニョ 、ネイマールといった選手が身につけてきたからね」
「選手に罪はない。協会もこのユニフォーム重さを理解しているはずだ。彼らはブラジル代表とともに素晴らしい未来を持つ22歳のパケタのような選手を、燃え尽きさせてはいけない。レアルで非常に素晴らしいプレイを見せているロドリゴのように守れたはずだ。ブラジル対アルゼンチンの試合が単なるフレンドリーマッチではないことを、皆が知っているのだからね」

確かに、セレソンの10番を背負ってきた選手たちは、世界にその名を轟かせるレジェンドたちばかりだ。リバウド氏が言うように、今季ミランで苦戦を強いられている22歳のパケタにとっては少々重荷だったかもしれない。

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