気になるグアルディオラ“悪夢の4年目” 蘇るバルサ最終シーズンの記憶

マンCを指揮するグアルディオラ photo/Getty Images

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英紙が不安視する再現

ジョゼップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティは「失望の4シーズン目」を過ごすことになるのか。イングランド国内を支配してきた名将グアルディオラに疑問の目が向けられている。

グアルディオラは2016-17シーズンからマンCを指揮しているため、今季が4シーズン目だ。リーグ3連覇に加えて悲願のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げる充実の4シーズン目にしたいところなのだが、4シーズン目には苦い記憶もある

注目されているのはバルセロナでの4シーズン目だ。グアルディオラにとってバルセロナでの最終シーズンとなった2011-12シーズン、チームは国内と欧州の両方で苦しい戦いを強いられた。
英『Daily Mail』は、あのシーズンも守備陣に問題を抱えていた点に注目している。2011年夏にはFWアレクシス・サンチェス、MFセスク・ファブブレガスを補強したが、守備陣には手を加えなかった。

同メディアは守備こそ補強が必要なポジションだったと振り返っており、サンチェスもセスクもチームにベストフィットしたとは評価されていない。2011年夏の補強は不十分だったと判断されているのだ。

それは現在のマンCにも言えることで、アイメリック・ラポルテが負傷離脱したところから守備はトラブル続きだ。ラポルテの穴を埋める人材が見当たらず、守備的MFフェルナンジーニョをセンターバックへ回す緊急プランも使用している。

当時バルセロナではDFジェラール・ピケが負傷で少しばかり出遅れることになり、バルセロナの最終ラインもちょっとしたトラブルを抱えた。それだけが苦戦の理由ではないだろうが、同メディアは今季も似たようなシナリオになるのではないかと不安視しているのだ。

まだリーグ戦も挽回は可能で、チャンピオンズリーグはこれからが本番だ。悪夢の4シーズン目になると決まったわけではないが、鈍い立ち上がりから苦しい4シーズン目にならないかとの不安も広がっている。

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