[日本代表]南米の強さ見せつけられた一週間 A代表はベネズエラに完敗

浅野も奮闘したが…… photo/Getty Images

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まさかの前半4失点

南米勢の強さに驚かされた一週間だった。先日には東京五輪での金メダルを目標に掲げるU-22世代がコロンビア代表に0-2で敗れたが、19日にはA代表がキリンチャレンジカップ2019にてベネズエラ代表と対戦。日本もベストメンバーではなかったが、実力の差を見せつけられる一戦となってしまった。

序盤からパスが思うように繋がらず、前半8分には左サイドから崩されてFWサロモン・ロンドンに先制点を許してしまった。その後は反撃に転じる場面もあったが、試合巧者ベネズエラは31分、34分と立て続けにサイドから日本を崩してロンドンが着実に得点。まさかの前半だけでハットトリックを許す展開となった。

38分にはソテルドにも得点を決められて0-4。ベネズエラのパワー、高さ、試合をコントロールする技術に圧倒された前半だった。
日本は後半からFW古橋亨梧を投入し、4点のビハインドをひっくり返すべく猛攻撃を仕掛けた。徐々にベネズエラの足が止まってきたこともあり、日本がボールを支配する時間が増えていく。

なかなかゴールを割ることができなかったが、70分には途中出場のMF山口蛍のミドルシュートが相手に当たってゴールに。ようやく日本が1点を返すことに成功する。

その後も快速FW永井謙佑を投入してギアを上げたが、ベネズエラも最後のところでは体を張ってくる。日本はベネズエラ以上のシュート本数を記録したが、厳しい南米の戦いに慣れているベネズエラは堅かった。最後まで2点目は奪えず、1-4のまま敗れている。

[メンバー]
日本代表: 川島永嗣、室屋成、植田直通(→三浦弦太 46)、畠中槙之輔、佐々木翔、柴崎岳、橋本拳人(→山口蛍 65)、原口元気(→井手口 82)、中島翔哉、浅野拓磨(→永井謙佑 65)、鈴木 武蔵(→古橋亨梧 46)

ベネズエラ代表:ファリニェス、エルナンデス、オソリオ、ビジャヌエバ、ロサレス、エレーラ(→アニョル 90)、リンコン、マンサーノ(→サンブラーノ 82)、マチス(→オテロ 61)、ソテルド(→ムリージョ 77)、ロンドン(→アリステギエタ 90)

[スコア]
日本代表 1-4 ベネズエラ代表

[得点者]
日本代表:山口(70)

ベネズエラ代表:ロンドン(8、31、34)、ソテルド(38)

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