“伝説の男”が選ぶプレミア序盤戦ベスト11 ファン・ダイクやスターリングは選外

今季もリヴァプールの右サイドを支えるA・アーノルド photo/Getty Images

最多選出はやはりリヴァプール

第12節終了時点で早くもリヴァプールが首位を独走し、1強状態となってしまっている今季のプレミアリーグ。他にも、昨季のチャンピオンズリーグで準優勝したトッテナムが14位に沈んでいたり、レスターやシェフィールドが前評判を覆して上位争いを繰り広げたりと、様々な波乱が起きている。

そんな中、現役時代にニューカッスルなどで活躍し、プレミアリーグの通算最多得点記録を持つ伝説の男アラン・シアラー氏が、日程の約3分の1を消化したここまでのベストイレブンを選出。英『METRO』が伝えている。

シアラー氏が選ぶ今季序盤のベストイレブンで、最も多く選ばれたのはやはりリヴァプールの選手たちだ。ただ選ばれたのは4名と、驚異的な強さを見せているわりには少々少なめかもしれない。現在世界最高のサイドバックコンビと称されるトレント・アレクサンダー・アーノルドとアンドリュー・ロバートソンが名を連ねたほか、中盤の底で必要不可欠な存在となっているファビーニョ、チームの10番を背負うサディオ・マネを同氏は選出した。一方で、守備の要であるフィルジル・ファンダイク、3トップの一角を支えるモハメド・サラーはメンバー外となっている。

ここまで11ゴールを記録し、得点ランクのトップに立つバーディ photo/Getty Images

シアラーのベストイレブンを見ても、今季のプレミアリーグでいかに波乱が起きているかがわかる。現在2位につけているレスターからDFチャグラル・ソユンク、MFジェイムズ・マディソン、FWジェイミー・バーディの3名が、5位につけているシェフィールドからGKディーン・ヘンダーソン、DFジョン・イーガンの2名が選ばれているのだ。

それに対して、今季リーグ連覇の期待がかかるも、すでに3つの黒星を喫してしまったマンチェスター・シティから選ばれたのは、MFケビン・デ・ブライネのみ。今季もゴールを量産しているFWラヒーム・スターリングやセルヒオ・アグエロらは選外となっている。そして、最後の1人はチェルシーで大ブレイクを果たしている若き逸材FWタミー・エイブラハムだった。

シアラー氏が選んだプレミアリーグ今季序盤戦のベストイレブンは以下の通り

[4-1-3-2]
[GK]
ディーン・ヘンダーソン(シェフィールド)

[DF]
トレント・アレクサンダー・アーノルド(リヴァプール)
ジョン・イーガン(シェフィールド)
チャグラル・ソユンク(レスター)
アンドリュー・ロバートソン(リヴァプール)

[MF]
ファビーニョ(リヴァプール)
ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
ジェイムズ・マディソン(レスター)
サディオ・マネ(リヴァプール)

[FW]
タミー・エイブラハム(チェルシー)
ジェイミー・バーディ(レスター)

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ