注目の“1億ユーロDF”争奪戦 エージェントが明かした最有力候補

セリエAを代表するDFに成長したシュクリニアル photo/Getty Images

シュクリニアルの新天地はレアルか

近年多くのビッグクラブが興味を示してきたインテルのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルだが、現在の移籍マーケットにおいてレアル・マドリードが一歩リードしているようだ。

現在24歳のシュクリニアルは、2017年夏にサンプドリアからインテルへ移籍。ミラノの名門クラブでもすぐさまレギュラーに定着すると、1年目からセリエA全38試合に出場しており、今季もアントニオ・コンテ新監督のもとで全試合に出場している。強靭なフィジカルやデュエルの強さ、広い守備範囲などでインテルを支え、今ではセリエAトップクラスのDFと称されるほどだ。

こういった状況もあり、移籍マーケットが開かれるたびにシュクリニアルには様々なクラブからラブコールが。これまでマンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、バルセロナ、レアル・マドリードなどが興味を示しており、今冬に同選手をめぐる“エル・クラシコ”が勃発するのではないかと、先日いくつかのメディアが報じていた。

そんな中、シュクリニアルのマネージメントを行うエージェント会社『Star & Friend』のミザット・ハリス氏が、同選手の将来について言及。スペイン『as』のインタビューで「シュクリニアルの価値は1億ユーロ。レアル・マドリードとバルセロナが、2年にわたって彼の獲得を争ってきた。ただ、現在はレアルがインテルとの合意に近づいている状況だ。なぜなら、レアルはバルセロナよりも多くのプレイヤーを必要としている。ラモスやヴァランの代役も探さなければいけないからね。私は、ミラン・シュクリニアルはレアル・マドリードへ行くと思っている」と明かしている。

人気株のシュクリニアルは、今冬に新たな挑戦を決断することとなるのか。これまでインテル愛を口にし、5月に契約を延長したばかりの同選手だが、もし移籍することとなればユヴェントスと首位争いを繰り広げる同クラブにとっては大きな痛手となるだろう。

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