リヴァプール・カラーの服はNG? エヴァートンに来たDFも驚いた徹底ぶり

エヴァートンのシディベ photo/Getty Images

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ライバル意識に慣れるにも時間が必要

欧州で旋風を巻き起こし、2016ー17シーズンのリーグ・アンを制したモナコのことを覚えているだろうか。FWキリアン・ムバッペ、MFファビーニョ、ベルナルド・シウバら多くのタレントを抱え、彼らはモナコでのブレイクからビッグクラブに引き抜かれることになった。

そのチームで右サイドバックを務めていたのが、ジブリル・シディベだ。他の選手がステップアップを果たす中、シディベはその後もモナコでプレイを継続。そして今夏エヴァートンにレンタル移籍することとなった。

フランス代表でもプレイしてきたサイドバックがついにフランスを離れることになったわけだが、イングランドでは色々と新鮮な体験があったという。その1つがリヴァプールとのライバル関係だ。
仏『L'Est Eclair』によると、シディベはエヴァートンのトレーニング施設を訪れた際に赤い服を着ていたとか。それに周囲の人は強烈に反応したようで、エヴァートンの人間が赤の服を着ることは許されないことに驚いたようだ。

「初めてトレーニングセンターに来た時、僕は特に何の意味もなく赤いナイキのトレーニングウェアを着ていたんだ。するとみんなが変な風に僕を見て、ダメと言うんだ。何が問題か尋ねたんだけど、彼らはライバルチームのカラーの服は着れないと。ここの人は極端なところがあって、僕は言ったんだ。僕はレンタル移籍で来たんだよと」

「少しずつだけど順調に適応しているよ。少し時間が必要だったんだけど、プレミアリーグでは普通のことだ。素晴らしいリーグだし、インテンシティの高い恐らく世界最高のリーグだ」

シディベは序盤こそ出番がなかったが、10月からはフル出場を続けている。あの黄金期とも呼べるモナコを知る選手の1人として27歳の攻撃的サイドバックはプレミアリーグでもインパクトを残そうとしている。

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