「常にNoと言っていた」 アザールがオファーを頑なに拒んだビッグクラブとは

今季からレアルに加入したアザール photo/Getty Images

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「心の中で明確なものがあった」

今夏チェルシーからレアル・マドリードへと移籍したベルギー代表FWエデン・アザール。かねてよりレアルやジネディーヌ・ジダン監督への憧れを口にしていただけに争奪戦とはならなかったようだが、それがなければ世界最高級のアタッカーである彼はどんなクラブも欲しがったであろう人材だ。実際、フランスの強豪からは彼のもとに何度もオファーが届いていたという。

仏『L’Equipe』のインタビューに登場したアザール。その中で、同選手は過去に何度かパリ・サンジェルマンからアプローチを受けていたことを明かしている。一体なぜ彼がこのラブコールに応えることはなかったのか。それについて本人が語っているが、このベルギー代表FWはレアルへの憧れではない別の理由からPSGのオファーを拒否していたようだ。

「PSGはしばしば僕を獲得しようとオファーを送ってきたよ。でも僕はリールに再び加入する以外でリーグ・アンに戻りたくはなかったんだ。彼らには常にNoと言っていたよ。彼らはチャンピオンズリーグを狙っているクラブだけど、それは僕のプランにはない。リーグ・アンに戻るとすればリールしかないというのは、僕の心の中で明確なものがあった」
2010-11シーズンまでリールでプレイしていたアザール 。それだけに、フランス国内のライバルチームであるPSGへ移籍するという考えはなかったという。チェルシーに対しても同様の気持ちを持っているとすれば、今後のキャリアでは他のプレミアリーグクラブ移籍することもないか。古巣に対する熱い思いを持つアザール 。いつの日か、この男が再びリールでプレイする日がやってくるかもしれない。

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