2番手GKでも構わない “世界最高級GK”の控えを務める実力者の思いとは

バイエルンのウルライヒ photo/Getty Images

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2番手を誇りに思う

試合途中にGKが交代することはほとんどなく、チームの2番手GKには出番がなかなか回ってこない。

選手は誰しもプレイしたいものであり、2番手に甘んじるのは嫌だろう。しかし、2番手GKの立ち位置でも満足できる珍しいケースも存在する。

今回2番手GKの状況についてコメントしたのは、バイエルンに所属するスヴェン・ウルライヒだ。31歳のウルライヒも能力のあるGKと認められているが、チームには絶対的守護神のマヌエル・ノイアーがいる。ウルライヒが出番を得るのは非常に難しいのだ。
ブンデスリーガ公式によればウルライヒも複雑な思いを抱えることはあるようだが、ノイアーのバックアッパーという立場を誇りにも感じている。なぜならノイアーを世界最高のGKと認めているからだ。

「マヌエルが試合で好セーブを見せると、サポーターが称賛する。僕もトレーニングでシュートをセーブすればコーチから褒めてもらえるけど、7万人から称賛されるのとは少し違うよ。マヌエルは間違いなく世界最高のGKだ。だからこそ、ベンチに座っていることが恥ではないんだよ。ここに座っていることは誇りだ」

ウルライヒもノイアーが負傷離脱した際には、ハイレベルのパフォーマンスでチームを支えている。ノイアーばかりが称賛されることに複雑な思いもあるはずだが、守護神がノイアーならバックアッパーの立ち位置にも納得できるのかもしれない。

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