スアレスが認めたバルサ退団後の行き先候補 「素晴らしい可能性を秘めてる」

バルセロナとの現行契約が2021年に満了を迎えるスアレス photo/Getty Images

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1年半後に契約満了を迎える

来夏バルセロナは新たなセンターフォワードを探すと噂されている。現在、その任を務めるウルグアイ代表FWルイス・スアレスは十分な働きを見せているがすでに32歳。ベテランの域に達しており、同選手の長期的な後継者を求めているというわけだ。候補に挙がっているのは、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスとザルツブルクのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド。この2名なら才能は確かなだけに、案外スムーズに世代交代が完了する可能性は高い。

そうなると、気になるのはスアレスの今後だ。同選手とバルセロナの現行契約は2021年に満了を迎える。現地メディアによると、バルセロナはすでにスアレスとの契約を更新しない方向で話を進めているとも。後継者確保へ動きだしたと報じられているだけに、その信憑性は高いと言っていいだろう。はたして、ウルグアイ代表FWの次なる目的地はどこになるか。

そんな中、スアレス本人が自身の将来について口を開いている。どうやら、彼の頭の中にはアメリカ行きという選択肢があるようだ。米『ESPN』のインタビューにて、バルセロナ退団後のキャリアについて問われた彼は次のように回答している。
「MLSここ数年で急激に成長しているリーグで、多くの南米出身の若手を見ることができる。これはリーグがさらなる成長を目指している証だ。僕はニコラス・ロデイロ(シアトル・サウンダーズ所属、ウルグアイ代表の同僚)と会話をしたよ。MLSはどんな選手でも興味を持っているリーグだからね。そして、ロデイロにはリーグの競争力と彼のチームメイトについて色々訊いたんだ」

「僕はバルサと契約を結んでいて、ここで非常に満足している。ただ将来がどうなるかはわからない。長い間トップレベルで成功してきたことは幸運に思っているよ。そして、次に自分が注目すべきことは、家族と子どもたちの幸福なんだ。それに関してアメリカは素晴らしい可能性を秘めてるよ」

将来的なMLS参戦の可能性を認めたスアレス。英『The Sun』は具体的な移籍先候補として、デイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミの名を挙げているがはたしてどうなるか。1年半後、欧州屈指のストライカーが渡米することとかもしれない。

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