ディバラがロナウドとメッシについて語る「彼らは怪物だが……」

昨季からロナウドがチームメイトになったディバラ photo/Getty Images

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一緒にプレイできるのは「メリット」

サッカー界を牽引してきた2大スーパースターと、同時期にチームメイトとして一緒にプレイできる選手はそう多くはないだろう。ユヴェントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシについて語っている。

所属クラブではロナウドと、代表チームではメッシとチームメイトであるディバラ。ロナウドやメッシとの共存は厳しいや、彼らが将来を嘱望されるディバラの成長を妨げになっているというマイナスの意見を目にすることもある。ただ、いついかなる時もお手本となる選手が目の前にいる、サッカー選手として成長するためにはこれほど恵まれた環境はないかもしれない。スペイン『EL PAIS』のインタビューに応じた同選手も「友人たちが僕に『キミは最高の代表チームでプレイしている。ただ、彼らにはすでに最高の選手がいる』と言ってきたんだ。でも僕はこう答えたよ。『キミたちは間違っているよ。僕にとってこの状況はメリットなんだ』とね」と答えた。

そして「毎日学ぶことができるんだ。最高の選手たちと一緒にプレイしたくないヤツなんているのかい? 僕らは2人の怪物について話している。彼らはサッカーのレベルでも、メンタルのレベルでもトップだ。毎年40ゴールを決めるなんてクレイジーだよ」とも話している。

アルゼンチン代表でメッシとともにプレイするディバラ photo/Getty Images

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ディバラはロナウドとメッシの素顔などについても言及。「ピッチを離れると、2人とも非常に穏やかな人だよ。ピッチ内では怪物だけどね。ルイス・スコラ(アルゼンチン出身のバスケットボール選手)が、レオとクリスティアーノについて『彼らは自分たちが最高であるという自信を持っていて、それが彼らが最高である理由だ』と言っていたけど、僕もそう思うよ」と明かした。

さらに「僕はクリスティアーノと一緒でクールなんだ。彼とはたくさんのことを話すし、時には長いチャットをすることもあるよ。代表チームやユヴェントスのこと、サッカーに関係ないことも話したりするね。レオとも同じさ。僕らの関係は大きく成長した。頻繁に顔を合わせるクラブと代表チームとでは異なるが、時間の経過とともにコミュニケーションをとって、素晴らしい関係を築いている」と述べている。

はたして、ディバラは世界最高の選手と称されるロナウドとメッシから1つでも多くのものを盗み、さらなる成長を遂げることができるのか。クラブや代表での今後の活躍にも注目が集まる。

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