サッリ、ロナウドとの“不仲説”について「交代の際に怒ったとしても……」

今季からユヴェントスの指揮官を務めるサッリ photo/Getty Images

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指揮官も不仲説を一蹴

ユヴェントスの指揮官を務めるマウリツィオ・サッリ監督が、エースとの不仲説について言及した。

ことの発端は、10日のACミラン戦(セリエA第12節)でサッリ監督が行なった采配だ。この一戦でスタメン起用したクリスティアーノ・ロナウドのコンディションが万全ではなく、プレイに精彩を欠いていたことから、指揮官は55分にパウロ・ディバラとの交代を決断。しかし、これに対して不満をあらわにしたロナウドは、ベンチへ戻らずにそのままロッカールームへ下がり、さらには試合終了のホイッスルが鳴る前にスタジアムを後にしていた。

このことにより、地元メディが一斉にサッリ監督とロナウドの不仲説を取り上げた。ただ、指揮官とエースの間に確執はないという。ロナウドが先日、「メディアが勝手に論争を生み出した」などと述べて不仲説を否定していたが、指揮官も改めて否定。伊『calciomercato.com』など複数のメディアによると、アトレティコ・マドリード戦の前日会見で、次のようなコメントを残している。
「選手たちとの関係は良好だよ。もし選手が交代の際に怒ったとしても、それはポジティブなことだ。高いモチベーションがあるということだからね。交代させられた後、選手たちが怒りをあらわにするのを25年間も見てきたんだ。だから、痛くも痒くもない」

「昨日、ロナウドはチームメイトたちと一緒にトレーニングした。彼は今もなお成長している。もし完全回復していたら、(アトレティコ戦で使うかどうかは)今日か、明日に判断するよ。私が思うに、問題はなさそうだけどね」

選手が1分1秒でも長くピッチに立っていたいのは当然のことだ。サッリ監督もそれを十分理解しており、ロナウドを含めて選手たちとうまく関係を築けているようだ。サッリ監督はロナウドとともに、ユヴェントスに悲願の欧州制覇をもたらすことができるのか。

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