“香川マジック”の効果が薄れてきたのか 14試合で2得点の成績に厳しい声も

サラゴサの香川 photo/Getty Images

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得点は9月のエストラマドゥーラ戦が最後

セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)でMF香川真司が成功を収めるのは容易かと思われた。香川にはドルトムント、マンチェスター・ユナイテッド、ベシクタシュと名門クラブでプレイしてきた実績があり、今夏に移籍したレアル・サラゴサでも立ち上がりから見事なパフォーマンスを披露していたからだ。

第2節のポンフェラディーナ戦でセグンダ・ディビシオン初得点を記録すると、第5節のエストラマドゥーラ戦でも得点。すぐに信頼を勝ち取り、チームも1部昇格へ快調なスタートを切っていた。

ところが、この9月15日に行われたエストラマドゥーラ戦以降香川にはゴールがない。アシストもなく、10月に入ってからはチームにも黒星が増えてきた。サラゴサを熱狂させた香川マジックが冷めてきているのだ。
スペイン『El Periódico』も「香川は1月にクラブを離れるつもりはないが、パフォーマンスはサポーターとクラブが期待していたものとは程遠い」と厳しい評価を下している。ここまで14試合プレイして2得点は理想的な成績とは言い難いだろう。

風邪で欠場するなど香川もコンディション調整に苦労しているところがあり、100%の状態に戻ればサラゴサで再び結果を残すことも可能なはず。1部昇格へ香川の力は必要で、クラブもエストラマドゥーラ戦以来となるゴールを待っている。

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