「ナポリは僕を獲得しようとしてた」 アリソンが断った理由とは

過去の移籍話を明かしたアリソン photo/Getty Images

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移籍していれば「タフな状況が……」

リヴァプールの守護神は、もしかすると相手側のゴールマウスを守っていたかもしれない。現地時間27日に行われたチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節でナポリと対戦した同クラブ。この試合でゴールマウスを守った守護神アリソン・ベッカーが過去の移籍話を明かしている。

2018年夏に当時GK史上最高額となる6500万ポンド(約92億円)の移籍金でASローマからリヴァプールに加入したアリソン。移籍以降はその金額に見合う活躍を披露し、昨季はチームの14シーズンぶりとなるチャンピオンズリーグ制覇の原動力となった。今季は怪我の影響でしばらくゴールマウスを留守にしていたが、復帰後は再び正守護神として奮闘。ナポリ戦では度々好判断を見せ、勝ち点1獲得に貢献している。

そんなアリソンが試合後、リヴァプールへ移籍した2018年夏にナポリからもオファーが届いていたと明かしている。同クラブはアウレリオ・デ・ラウレンティス会長も投入してアリソンの獲得交渉に当たったようだが、彼の心にナポリ行きの選択肢はなかったようだ。
「ナポリは僕を獲得しようとしていたんだ。会長も僕のところに来たよ。でも、もしローマからナポリに行っていたら、イタリアで僕にはタフな状況が待ち構えていただろう。ダービーとまではいかないが、この2チームは激しいライバル関係にある。ナポリをリスペクトはしているよ。特に彼らのホームで戦うのは常に難しいことだ。でも、僕はリヴァプールに移籍することを決めたんだ」

イタリア国内で上位を争うローマとナポリ。リヴァプールに魅力を感じていたことも勿論あるだろうが、さすがにライバルクラブへと移籍するのは気が引けたのかもしれない。

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