“中盤の要”負傷もリヴァプールMFが頼もしい 「経験を活かさなければ」

CLナポリ戦でファビーニョに代わって途中出場したワイナルドゥム photo/Getty Images

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ファビーニョがCLで負傷するも

現地時間27日に行われたチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節で、ナポリ相手に苦戦を強いられたリヴァプール。前半に1点を先制された後、65分にDFデヤン・ロブレンのゴールでなんとか追いついたものの最終的には1-1のドロー決着。勝てば決勝トーナメント進出が決まっていただけに、同クラブにとって惜しい結果となったことは間違いない。

しかし、それ以上に痛かったのはMFファビーニョの負傷だ。同選手は14分、ナポリのカウンターを阻止しようとプレスバックした際に、ナポリFWイルビング・ロサーノと交錯。その際に転倒したロサーノの体とピッチの間に左足首を挟まれるような格好となり、その後一度ピッチに戻ったものの19分に途中交代することとなってしまった。試合後、ユルゲン・クロップ監督も「今夜最大の出来事はファビーニョの負傷だ。あまりにも大きい」とこのMFの負傷を嘆いている。

現時点でファビーニョの診断結果などの詳細は明らかにされていないが、英『Daily Mail』によると、復帰までは約1カ月半を要する恐れもあると伝えている。同選手は今季リヴァプールの中盤に欠かせない存在となっていただけにこの離脱は痛すぎる。しかし、この試合でファビーニョに代わって投入されたMFジョルジニオ・ワイナルドゥムは、彼らがこの逆境に屈することはないと次のように語っている。
「ファビーニョの負傷はチームにとって大きな痛手だ。でも、僕らはそれに対処しなければならない。長年、僕らは何回か選手離脱を経験しているから、その経験を活かさなければいけないね。昨季、僕はファビーニョが務めていた役割を経験している。代役を務める準備ができているかって? どうなるか見てみようじゃないか。とにかく、彼の離脱がチームに影響を及ぼさないことを示す必要があるんだ」

なんとも頼もしい発言。ファビーニョが離脱している間は、このオランダ代表MFが中盤の底で獅子奮迅の活躍を披露してくれそうだ。プレミアリーグでは次節ブライトン戦の後、第15節には宿敵・エヴァートンとのマージーサイドダービーも控えている。主力選手が離脱することとなってしまったリヴァプールだが、ワイナルドゥムはチーム一丸となってこの苦境を打破することに燃えている。

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