レヴァンドフスキをも凌ぐ決定力 イタリアで暴れる“生粋の点取り屋”

今季セリエAで得点を量産しているインモービレ photo/Getty Images

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シュート決定率が驚異の“30%”超え

今欧州で最も旬なストライカーは誰だろうか。おそらくバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキは最も多くの支持を集めるだろう。今季はここまで公式戦27ゴール。驚異的なペースで得点を積み重ねており、バルセロナのリオネル・メッシが2011-12シーズンに記録した1シーズン最多となる73ゴールを上回ることにも期待がかかっている。

しかし、今季の欧州にはもう1人注目すべきストライカーが。ラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモービレだ。公式戦合計ではここまで17ゴールとレヴァンドフスキに肩を並べるとまではいかない同選手だが、欧州得点王争いにおいてはバイエルンのエースとわずか1点差。ここまでセリエAで15ゴールと爆発中だ。リーグ戦では第6節ジェノア戦から8試合連続ゴールを記録しており、その勢いはしばらく止まりそうにない。そんな中、インモービレのあるスタッツがレヴァンドフスキよりも優秀な数値を記録していることが、英『BBC』の紹介した統計によって明らかとなった。

それは、インモービレのシュート決定率。同選手は今季公式戦で計53本のシュートを放っており、決定率が驚異の32.1%を記録しているのだ。これは今季公式戦で14ゴール以上を奪っている欧州5大リーグ選手の中でもダントツの数値。30%超えは同選手だけとなっており、2位のレヴァンドフスキでも26.2%と実に5.9%もの差がついている。
もらったチャンスは逃さない。そんなインモービレの気概がスタッツにも表れた結果と言えるだろう。2019-20シーズンの欧州はこのイタリア代表FWの決定力にも注目だ。

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