堂安、マレン、イハッタレン 苦戦するPSVは“若手路線”が強すぎないか

今夏移籍した堂安も21歳 photo/Getty Images

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アヤックスとは違いが

今夏に日本代表MF堂安律が加入したオランダのPSVが苦しんでいる。

リーグ戦では3位に位置しており、すでに首位アヤックスとは11点もの差がついてしまっている。しかもAZに0-4、ユトレヒトに0-3で敗れるなど、スコアがあまりにも悪すぎる。

先日はヨーロッパリーグでもスポルティング・リスボンに0-4の大敗を喫しており、全てが噛み合っていない印象だ。
オランダ『Voetbalzone』によると、現役時代にアヤックスでプレイしていた元オランダ代表のロナルド・デ・ブールは若手が多すぎるのではないかと疑問を呈している。

デ・ブールは「アヤックスは経験豊富な選手と若い選手をMIXさせることが重要だと気付いた」とコメントしているが、アヤックスではDFダレイ・ブリント(29)、FWドゥシャン・タディッチ(31)、クラース・ヤン・フンテラール(36)らベテラン勢も活躍している。

それに対して今のPSVは21歳の堂安を含め、FWドニエル・マレン(20)、FWコーディ・ガクポ(20)、MFモハメド・イハッタレン(17)など若手がチームの中心となっている。

0-4で敗れたスポルティング戦も、26歳以上の選手はGKラース・ウンナーシュタル(29)とDFニック・フィエルヘフェル(30)の2人のみ。チームを強烈なリーダーシップで引っ張る選手がいないことも大きな問題なのかもしれない。

堂安、FWブルーマ、DFティム・バウムガルトルら今夏の新戦力も抜群の働きを見せているとは言えず、若手に偏ったことを含めPSVは今夏の補強を誤ったのではないかとも言われてきている。

ライバル・アヤックスとの差をひっくり返すのは難しいように思えるが、名門PSVは後半戦から復活できるだろうか。

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