アーセナル“黄金コンビ”はどうなる 全盛期の2人が移籍を検討する可能性も

抜群の連携を見せてきたオバメヤン&ラカゼット photo/Getty Images

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エメリ解任でプランは崩れた

指揮官ウナイ・エメリを解任したアーセナルは、再び1からチームを組み立てていくことになった。危機的状況と言っていいはずだが、英『Daily Mail』はもっと恐ろしいシナリオが起こるかもしれないと主張する。

それは、主力選手たちが退団を検討することだ。エメリの下でのプランが崩れ、順位も上がってこない。一部の主力選手たちが移籍を考えるのも仕方がないだろう。

中でも同メディアが不安視しているのは、FWピエール・エメリク・オバメヤンとFWアレクサンドル・ラカゼットの動きだ。両者は今のアーセナルの攻撃を引っ張る絶対的なキーマンであり、どちらもワールドクラスのストライカーだ。
ただ、2人とも若くはない。アーセナルでタイトル獲得の希望が見えない場合、全盛期のうちに他クラブへ移籍したいと考えるかもしれない。

「オバメヤンは30歳、ラカゼットはその2つ下だ。つまり2人とも若くない。彼らは全盛期にあるが、そう長くは続かないだろう。どちらの選手もドイツとフランスで多くのタイトルを獲得したわけではない。手遅れになる前にタイトルを獲得したいとの野望を持っているはず。また、どちらもチャンピオンズリーグでプレイしたがっているのは明らかだ」

同メディアはこのように伝えているが、現在アーセナルはリーグ戦で8位だ。今季のリーグ制覇は現実的ではなく、チャンピオンズリーグ出場権獲得もかなり怪しい。指揮官交代でも結果が好転しない場合、チャンピオンズリーグの戦いを求めて移籍を志願する者が出てくるはずだ。

オバメヤン、ラカゼットの2人を失うのはかなりの痛手となるが、全盛期を迎えている2人は今何を思うのだろうか。アーセナルで大満足となっていないのは明らかだ。

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