ブンデスで暴れる“ヤング集団”が目指す頂点 「ドイツ王者になりたい」

好調維持するライプツィヒ photo/Getty Images

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現在は2位と好位置に

ハンジ・フリックがチームを引き継いでから好調だったバイエルンが突如躓いた。11月30日に行われたブンデスリーガ第13節でレヴァークーゼンに1-2で敗れたのだ。

この隙を突いて一時首位に浮上したのがライプツィヒだ(現在はボルシアMGに次ぐ2位)。ライプツィヒはパダーボルンを3-2で撃破しており、勝ち点を27まで伸ばした。今季は開幕当初からバイエルン、ドルトムント、ライプツィヒによる三つ巴の争いになるのではとも予想されていたが、やはりライプツィヒには頂点を狙うだけの力がある。

ブンデスリーガ公式によると、パダーボルン戦後にはライプツィヒのエースであるティモ・ヴェルナーも頂点を狙っていることを強調していた。
「僕たちは今トップグループにいる。リラックスしたくないし、ドイツ王者になりたいんだよ。僕たちの目標は最後までトップでいることであり、どうなるか見てみよう」

また、今夏に加わったFWパトリック・シックも「もちろん僕たちは優勝できる。タイトルのために全てを捧げるつもりだよ」と自信を見せる。

今季はバイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキの得点ペースばかりが話題となるが、ヴェルナーもレヴァンドフスキに負けじと13得点を奪っている。パダーボルン戦でも1得点を挙げており、16得点のレヴァンドフスキに3点差まで近づいているのだ。ヴェルナーもリーグ得点王を狙える位置にいるのは間違いない。

12月17日にはドルトムントとの大一番も控えており、優勝を目指すならば負けは許されない。青年指揮官ユリアン・ナーゲルスマンが率いるヤングな集団がどこまで上を目指せるのか楽しみだが、ライプツィヒの勢いはどこまで続くか。

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