堂安、ブルーマもPSVの新戦力が物足りない 決定的な仕事少なく批判も

PSVの堂安 photo/Getty Images

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名門が大苦戦

オランダの名門PSVが大苦戦だ。

オランダ・エールディヴィジといえばアヤックス、PSVが激しい優勝争いを繰り広げてきたが、今季は状況が異なる。元オランダ代表MFマルク・ファン・ボメル率いるPSVは序盤から勝ち点を取りこぼしており、現在は首位アヤックスに勝ち点差13をつけられて3位だ。

オランダ『Brabants Dagblad』もファン・ボメルにプレッシャーがかかっていると伝えているが、苦戦している理由の1つに新戦力の働きが不十分であることが挙げられている。
当然その中には今夏にフローニンヘンから加わった日本代表MF堂安律も入っている。リーグ戦12試合で2得点1アシストの成績では、期待に応えているとは言えないだろう。チャンスメイクの部分は一定の評価を得ているが、ゴールやアシストという決定的な働きが不足している。

同メディアは堂安、さらにDFティモ・バウムガルトル、FWブルーマの3人を名指しで問題視し、「どの選手も好印象を与えていない」と厳しい。補強戦略が上手くいったとは言えない状況で、補強失敗が足を引っ張っているのは間違いない。

首位を走るアヤックスが52得点12失点と圧倒的な成績を収めているのに対し、PSVは32得点19失点だ。15試合を消化した段階で悪くない数字とも言えるが、今のアヤックスについていくには攻守両面で物足りない。

まずは勝ち点が7点離れている2位AZを捕まえたいところだが、PSVは名門の意地を見せられるだろうか。3位はPSVにとって許されない順位だ。堂安も来年には東京五輪が控えているため、何とかPSVで良い感覚をつかんでシーズンを終えて欲しいところだ。

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