サッカー選手でなければどんな仕事を? デ・リフト「強いて言うなら……」

2019年のコパ・トロフィーを受賞したデ・リフト photo/Getty Images

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20歳はジョークも飛ばす

現地時間2日に授賞式が行われたバロンドール。今年の同賞はバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが受賞することとなったが、一方で“若手版バロンドール”ともいわれるコパ・トロフィーを受賞したのがユヴェントスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトだ。昨季19歳ながら主将としてアヤックスをチャンピオンズリーグ・ベスト4に導いた同選手。今季からは7500万ユーロとも言われる移籍金でユヴェントスに活躍の場を移している。

そんな順調なキャリアを歩む20歳が、「もしも自分がサッカー選手になっていなかったら」について語っている。コパ・トロフィー受賞にあたり、主催した仏『France Football』のインタビューに登場したデ・リフト。インタビュー冒頭で上記の質問をぶつけられた同選手は次のように回答した。

「ミーノ・ライオラを倒すためにFIFAのエージェントになっていたと思うね(笑)。もしくは彼とサインを交わしていたかも(笑)。冗談だよ。自分が何になれるか考えたことはないね。サッカー選手になるということに夢中だったんだ。両親はそれに同意してくれたけど、そのためにはまず勉強を終わらせなければならなかった。強いて言うならビジネスマンかな。物を売り買いするような自分のビジネスを持っている……そんな感じさ」
自身の代理人をジョークに組み込みながら、ビジネスマンになっていたかもしれないと話したデ・リフト。どうにか捻り出した答えのようにも感じられるが……。やはり、頭の中はプロサッカー選手になるという夢でいっぱいだったか。

幼い頃からの夢を実現させ、今では“世代最強DF”と言っても過言ではないほどのサッカー選手になったデ・リフト。彼にはビジネススーツよりもユニフォームがよく似合う。

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