「EURO優勝候補の最右翼かも」 ベルギー代表監督の挙げた国が少し意外

予選全勝でEURO本大会進出を決めたイタリア代表 photo/Getty Images

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本戦に向け警戒強める

来年開催されるEURO2020。先月30日はグループ組み合わせも決まり、いよいよ開幕が近づいてきた印象だ。はたして、今大会で栄冠を掴むこととなるのはどの国か。

優勝候補の一角として、ベルギー代表は挙げることができるだろう。昨年のロシア・ワールドカップでは鋭いカウンターを武器として3位に食い込んだ同代表。主力にはGKティボー・クルトワ、DFトビー・アルデルヴァイレルト、MFケビン・デ・ブライネ、FWエデン・アザールなどがおり、攻守に世界トップレベルのタレントが揃っている。

そんなベルギー代表がEURO優勝を狙う上で、最大のライバルとなる国はどこか。順当に考えればネーションズリーグ2018-19を制したポルトガル代表、ロシアW杯王者のフランス代表といった近年結果を出している国だろう。しかし、ロベルト・マルティネス監督は少し意外なチームを挙げている。
「イタリアはEUROにおける本命国の1つだ。おそらくは優勝候補の最右翼かもしれないよ。(ロベルト・)マンチーニがしている仕事は格別だ。ただ、本大会までは時間があるからまだなんとも言えないけどね」

マルティネス監督がこのように語ったことを伊『Corriere dello Sport』が伝えている。どうやら、同監督は自軍と同様に予選全勝で本大会出場を決めたイタリア代表を警戒しているようだ。マルティネス監督としてはできるだけ対戦を避けたいところだろうが、このカードが実現すればおもしろいこととなるかもしれない。

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