今季“控え選手”が活躍しているプレミアクラブはどこ 珍ランキングが面白い

第14節エヴァートン戦で途中出場から決勝ゴールを決めたレスターのイヘアナチョ photo/Getty Images

トッテナムはまさかの結果に

ほとんどの監督は現時点で最も信頼を置く選手を11名選びスターティングメンバーを決める。しかし、このメンバーがうまく機能しなかった際のことを考え、ベンチにも優秀な選手は数名控えさせておくべきだろう。“スーパーサブ”になることを自ら望んでいる選手は少ないだろうが、彼らはチームに必要不可欠な存在だ。

そんな控え選手をいつ、どこで使うか。投入するタイミングや役割を間違えてしまえば、その選手は能力を存分に発揮することができないだろう。この見極めは監督の腕の見せ所のひとつだ。では今季のプレミアリーグで、その手腕が優れている指揮官を擁するクラブはどこか。

英『talkSPORT』は、「途中投入選手が挙げたゴール&アシストの合計数」をランキング形式で紹介しているが、1位となったのは今季快進撃を見せるレスター・シティだ。同クラブはここまで途中投入された選手が2ゴール6アシストを記録しており、合計で「8」を記録している。2位ブライトンとの差は「2」だ。ブレンダン・ロジャース監督の采配が冴えていることが見て取れる。

その一方で、今回のランキングにて単独最下位に沈んだのはトッテナム。先日指揮官交代に踏み切った同クラブの合計はわずかに「1」。その1ゴールもジョゼ・モウリーニョ監督が指揮を執り始めてからのものと、マウリシオ・ポチェッティーノ前監督がいかに選手交代で苦しい状況を打開できていなかったかが如実に表れてしまっている。

英メディアが紹介した“珍ランキング”。今後はこういった観点で監督の采配をチェックしてみるのも面白いかもしれない。

『talkSPORT』が紹介したランキングは以下の通り(合計数/ゴール/アシスト)

1位 レスター(8/2/6)

2位 ブライトン(6/4/2)

2位 バーンリー(6/3/3)

2位 シェフィールド(6/5/1)

5位 ボーンマス(4/0/4)

5位 チェルシー(4/1/3)

5位 エヴァートン(4/3/1)

5位 マンチェスター・シティ(4/3/1)

5位 ノリッジ(4/3/1)

10位 アストン・ヴィラ(3/2/1)

10位 クリスタル・パレス(3/0/3)

10位 リヴァプール(3/1/2)

10位 ニューカッスル(3/0/3)

10位 サウサンプトン(3/2/1)

10位 ウォルバーハンプトン(3/2/1)

16位 アーセナル(2/0/2)

16位 マンチェスター・ユナイテッド(2/0/2)

16位 ワトフォード(2/0/2)

16位 ウェストハム(2/1/1)

20位 トッテナム(1/0/1)

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