5200万ポンドの実力者が“4番手MF” クロップを悩ませる激戦の中盤

リヴァプールのケイタ photo/Getty Images

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激しいスタメン争い

年末年始へ向けてイングランド勢は忙しいスケジュールが続くが、首位を走るリヴァプールは何とも充実した時を過ごしている。

4日のエヴァートン戦ではFWロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーを休ませながら5-2の快勝、7日のボーンマス戦ではサディオ・マネを休養させて3-0の快勝と、ローテーションしながら勝ち点を積み重ねていく理想的な戦いを見せている。

中でも英『Football Fancast』が絶賛したのは、ボーンマス戦でフル出場したMFナビ・ケイタだ。
指揮官ユルゲン・クロップはジョーダン・ヘンダーソン、ファビーニョ、ジョルジニオ・ワイナルドゥムの3人を中盤で起用するケースが多く、最近のケイタはリーグ戦でも4試合続けて出番がなかった。

しかし、ケイタは高い実力の持ち主だ。ライプツィヒ時代にもそれは証明されており、リヴァプールへ移籍する際にも5200万ポンドの移籍金が動いている。

今回のボーンマス戦でも1得点1アシストと実力を披露し、ボールタッチ数は112回、パスも89本成功させた。シュートチャンスへ繋がるキーパスの本数もサラーに次いで多い3本を記録しており、攻撃面でヘンダーソンやワイナルドゥムとは異なる違いを生み出せることをアピールしてみせた。

同メディアはクロップにとって嬉しい悩みになると伝えているが、中盤のメンバー選考にはクロップも悩むだろう。現在はファビーニョが離脱しているが、戻ってきた際に中盤のファーストチョイスがどうなっているのかは非常に興味深い。

今後もリヴァプールはカップ戦を含め忙しい日々が続くことになり、クロップもローテーションさせていくだろう。チームの勝利が第一ではあるものの、リヴァプールの中盤では熱いアピール合戦が起きている。

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