いざ“C・ロナウド級”のストライカーへ 絶好調のマンUエースに集まる期待

マンC戦で自ら獲得したPKを冷静に沈めたラッシュフォード photo/Getty Images

マンC戦でも貴重な先制点

現地時間7日に行われたプレミアリーグ第16節マンチェスター・シティ対マンチェスター・ユナイテッドの“マンチェスター・ダービー”。今回のライバル対決はマンCのホームであるエティハド・スタジアムで行われたが、勝利を手にしたのはアウェイチームだった。前半のうちに2点のリード奪ったマンUが2-1で逃げ切っている。

その中でも躍動していたのはFWマーカス・ラッシュフォードだ。同選手は度々マンUが繰り出す鋭いカウンターの中で存在感を発揮し、マンC守備陣を切り裂いた。23分には自らが切り込んで得たPKを冷静に沈め、チームに貴重な先制点をもたらしている。これで今季公式戦13ゴール目。開幕当初こそなかなか得点を奪えない時期が続いていたものの、22歳はここ数週間エンジン全開の活躍を見せている。

そんな中、英『Daily Mirror』はラッシュフォードがクリスティアーノ・ロナウドと同じ領域に至ることができると主張している。同メディアによると、この22歳は今節でのゴールにより、マンU通算得点数が58ゴールに到達。同年齢時のC・ロナウドがマンUで決めていた得点数が44ゴールだったため、彼らは「ラッシュフォードがC・ロナウドを超えられるかもしれない」と主張しているわけだ。

そして、この2人を比較しているのは『Daily Mirror』だけではない。オーレ・グンナー・スールシャール監督もマンC戦後、ラッシュフォードがC・ロナウド級の選手になれるかについて言及。指揮官はマンUの背番号「10」を担う若者に大いに期待しているようだ。

「この2人を比較するのはとても簡単なことだよ。スキル、体型、態度……。全てにおいてね。ラッシュフォードは世界トッププレイヤーになれるチャンスがある。この絶好調が続くことを期待しようじゃないか。前向きで率直な人間であり続ける限り、彼はゴールを決め続けるだろうね」

はたして、ラッシュフォードはどこまでスケールの大きな選手となるのだろうか。22歳が見せる成長から今後も目が離せない。

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