「とんでもない選手になる」 才能絶賛されるミランの“超攻撃的SB”

ミランの左サイドに欠かせない存在となっているT・エルナンデス photo/Getty Images

守備面がやや不安定だが

今季セリエAで10位となかなか調子の上がらないACミランだが、その中で1人気を吐いている選手がいる。左サイドバックを務めるDFテオ・エルナンデスだ。

今夏レアル・マドリードからミランに完全移籍で加入したT・エルナンデス。“白い巨人”では思うようなパフォーマンスを披露できなかった彼だが、ミラノに到着して以降は本来の実力を発揮。ここまで12試合に出場して、サイドバックながらチームトップタイの4ゴールを記録している。データサイト『WhoScored』による平均採点もチームトップとなる「7.08」と、今や同選手はミランにとって欠かせない存在だ。時折守備で不安な面を見せるものの、彼がミランの攻撃に厚みを持たせているのは事実。ステファノ・ピオリ監督もこの22歳のことは大いに信頼していることだろう。

そんなT・エルナンデスの才能を高く評価するクラブOBがいる。アレッサンドロ・コスタクルタ氏だ。伊『calciomercato』によると、同氏はこの22歳が守備面さえ改善できれば世界トップレベルの選手になれるはずと信じて疑わない。

「エルナンデスはとんでもない選手になるよ。守備面は少しだけ改善してほしいけどね。でも、それ以外に目を向ければ彼は天才だ。それだけの才能を持った選手だよ」

コスタクルタ氏はサイドバックの選手とは思えないほどの攻撃力を有するT・エルナンデスのことを「天才」と称している。レアルではマルセロの牙城を崩すことができなかった同選手だが、イタリアでその才能は認められつつある。

はたして、T・エルナンデスは今後どのような選手になっていくのだろうか。ミランにいる“超攻撃的サイドバック”は、一流選手への階段を昇り始めている。

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