アーセナルの新指揮官は誰がベスト? 英紙が挙げる“4人”の有力候補

ナポリを離れたアンチェロッティ photo/Getty Images

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経験と実績かクラブの哲学か

ウナイ・エメリを解任し、フレドリク・リュングベリ暫定監督体制で戦うアーセナルは誰を正式な指揮官として迎えるべきなのだろうか。候補者は複数挙がっているが、どの人物がベストなのかは意見が分かれるところだ。

英『Daily Mirror』では記者陣が自身の思うベスト指揮官を選んでいるが、これを見ると指揮官の人気度が分かってくる。

票は分かれているのだが、ナポリの指揮官を解任されたばかりのカルロ・アンチェロッティ、ユヴェントスを離れてからフリーの状態が続くマッシミリアーノ・アッレグリ、現役時代にアーセナルの選手として活躍したミケル・アルテタに2票ずつ入っている。
アンチェロッティとアッレグリには実績があり、中でもプレミアリーグでの経験を持つアンチェロッティは評価が高い。アッレグリの場合は言語の不安が残っており、プレミアリーグ初挑戦となるのは気にかかる。それでも、アーセナルにバランスをもたらしてくれる人材なのは間違いない。

アルテタはマンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラのサッカーを間近で見ているため、その哲学をアーセナルに持ち込んでくれるのではないかと期待されている。

残りの1人は同じく現役時代をアーセナルで過ごしたパトリック・ヴィエラに票を入れているが、アルテタもヴィエラもアーセナルの環境を理解していることが何より大きい。サポーターにも歓迎されるはずで、アーセナルらしさを取り戻すならば両者のどちらかが適役なのかもしれない。

経験と実績ならばアンチェロッティかアッレグリ、アーセナルのDNAを重視するならアルテタかヴィエラ。今のところ理想的な選択肢はこれくらいだろうか。マウリシオ・ポチェッティーノを希望する人もいたが、こちらはトッテナムを指揮していたことを考えるとハードルが高い。

エメリ政権は失敗に終わり、もうアーセナルに指揮官選考のミスは許されない。果たして誰を招聘するのがベストなのか。最後まで意見は割れることになりそうだ。

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