バルセロナへ帰りたい? 古巣への思い募るチェルシーの技巧派アタッカー

今季チェルシーで出場機会が減少しているペドロ photo/Getty Images

来夏5シーズンぶりの復帰はあるか

スペイン人FWの心には今も“あのクラブ”への思いがあるようだ。チェルシーに所属するペドロ・ロドリゲスが古巣への復帰希望を口にしている。

その古巣とは、もちろんバルセロナのことだ。同クラブ下部組織出身のペドロは、2008年にトップチームへと昇格しプロデビュー。そこから7年半でクラブ通算321試合に出場し99ゴールを記録。リーガ・エスパニョーラ優勝5回、チャンピオンズリーグ優勝3回を含む20のタイトルを獲得した。その後は2015年夏に現所属のチェルシーへと移籍。昨季まで同クラブでは毎シーズン30試合前後に出場してきた。しかし、今季からフランク・ランパード監督が就任すると出場機会が減少。ここまでプレミアリーグでは4試合、チャンピオンズリーグでは2試合の出場にとどまっている。

そんな中で漏らしたのが今回のバルサ復帰を匂わすコメント。スペイン『Cadena Ser』のインタビューに対して、ペドロは出場機会が減少し、チェルシーとの現行契約が満了を迎える来夏に自分はバルセロナに復帰するかもしれないと話している。

「僕がバルセロナに対して感じていることは誰もが知っていると思う。戻る可能性があることも明らかだ。常にそれを言ってきた。バルセロナは僕が特別に愛しているクラブだよ。長年あそこで過ごしてたくさんの経験をしたし、ファンに愛されていると感じた。復帰は僕が望んでいるオプションのひとつだよ。それを決めるのが会長であるか監督であるか、はたまたそのほかの誰なのかはわからない。彼らにとって僕を復帰させることは難しい選択になると思う。でも僕はそれを望んでいるんだ」

復帰できるかはバルセロナ次第と話すも、ペドロ本人はカンプ・ノウへの帰還を望んでいる様子。はたして、このアタッカーの思いは古巣へと届くのだろうか。来夏の移籍市場、ペドロの動向に注目だ。

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