リヴァプールは“クリスマスの呪い”を忘れるな 首位快走も油断は禁物

プレミアで首位を快走するリヴァプール photo/Getty Images

思い出したくないジンクスが

現在プレミアリーグで首位を快走するリヴァプール。ここまで16節を終えて15勝1分という戦績は実に見事だ。獲得可能だった勝ち点48ポイントのうち2ポイントしか落としていない。大崩れしなければ優勝は堅いとの見方も強まっている。

しかし、英『talkSPORT』はその“大崩れ”が過去のリヴァプールを見るにあり得る話だと主張している。同メディアが取り上げたのは、プレミアでかねてより提唱されている「クリスマスのジンクス」だ。一般的にこれは「プレミアにおいて、クリスマスの時点で首位に立っていたチームはそのシーズンで優勝できる」というポジティブなもの。しかし、リヴァプールはこのジンクスにあやかれた経験がない。

これまで同クラブは通算3度首位でクリスマスを迎えているが、最終的にはいずれシーズンでも優勝することができていない。リヴァプールにとって「クリスマスのジンクス」はネガティブな意味合いが強くなってしまっているのだ。加えてリヴァプールが最初に逃げ切りに失敗した2008-09シーズン以降、彼ら以外に首位でクリスマスを迎えてその後優勝できなかったクラブはない。まさにリヴァプールだけにとっては、“首位のクリスマス”は悪夢でしかなくなっている。

もちろんこれはあくまでもジンクスに過ぎない。だが、リヴァプール“だけ”3度も災難に見舞われているのが気になるところであるのは間違いない。前節勝利したことで聖夜の首位は確定。しかし、今の彼らには嫌なデータを吹き飛ばすほどの勢いもある。はたして、今季のリヴァプールは今までとは違う結末を手に入れることができるのだろうか。ファンもそろそろ同じエンディングは見飽きたはずだ。

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